もしも攻撃のフロンターレが守備力も得たら・・・ 【J特】

2013 J1 第25節

川崎フロンターレ vs サンフレッチェ広島

2-0

勝ちました

今年初めての完勝だと思います。

そして、また美しい2得点！

4-0のレッズとの試合と比べても、
この試合の方が危なげなく？勝てました。

ダイジェストやスポーツニュースとTV中継の録画を観ると、
現地での印象以上に攻められていましたが、

高萩のスーパーボレーやサイドからのクロスの嵐と、
ミキッチが出てからのサンフレッチェの怒涛の攻撃など、
全て含めてもやられる気がしませんでした。

もちろん結果論ではありますが、
”取っても取られるフロンターレ”のにおいがゼロ。

サンフレッチェの怒涛の攻めとは言っても、
真ん中をガッツリ閉めてた事もあり、

正直、サイドからのクロスとミドルが多く、
その精度もあまり高くなかったので助かりました。

寿人の動きは常に素晴らしいものの、
逆にそことそこに入ってくるボールをケアしておけばOKでした。

フェアプレーのサンフレッチェがフロンターレ相手に、
少し荒いプレーが目立っていましたが、
それだけ相手にとって危険な攻撃が出来ていたのでしょう。

憲剛に塩谷はさすがに荒過ぎましたが・・・。

シュート数やゴール数だけでなく、
あらゆる攻撃に関するデータで圧倒のフロンターレですが、
実は、最近の守備の安定に強さを感じます。

今まで、誤審と少しの油断で勝てる試合を落として来ました。

これからも誤審はどうにもなりませんが、
最近の守備を見てると油断が原因の敗戦は減りそうです。

だったら、憲剛の言うとおり残りの試合を全部勝ってもらって、
まだまだ優勝を狙って欲しいと思います。

そして、ナビスコ、天皇杯とそれぞれのテーマがあり、
それを何とか克服して上がって来ているので、
今年こそタイトルを憲剛にとって欲しいです。

代表からは遠ざかってる憲剛ですが、
コンフェデから戻ってきた憲剛はほぼ神です。

フロンターレにとっての憲剛は昔から神なんですが、
稲本やレナトや大久保と1人でも十分スーパーな塊の中でも、
やっぱり憲剛は唯一無二の存在である事を示し続けています。

ザックは気づいてるのか気づいてないのか知りませんが、
フロンターレだけでなく日本代表でもそうなんですけどね・・・。

今までにも魅力的なフロンターレなんていくらでもありましたし、
タイトルを狙えて取って欲しいとも思って来ましたけど、

そういう歴史も全部ひっくるめて、
今のフロンターレにタイトルを取って欲しいです。

ワケの分からないJリーグになる前に、
意味不明な制度が適用される前に、

1番強くて”魅力的”で”攻撃的”なチームが、
1番多く勝点を得たチームが優勝という分かりやすい方法で、

憲剛のいるフロンターレで優勝が観たいです。

このサンフレッチェからの勝利は、
風間サッカーになってからの成長と現在地と、

まだまだ”倍返し”とまでは行きませんが、
リベンジをちょっぴり果たせました。

選手の気持ちも入っていましたし、
本当に安心して試合を終える事が出来ました。

常勝チームってこういう試合するんだろうな・・・と、
普段は4-3とか3-2が面白いと言っているにもかかわらず、
実に心地良い充実した試合だと感じました。

だから、この試合は完勝でした。


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