大舞台に慣れてるはずの海外組こそ弱かったメンタル

日本代表のW杯が終わりました

史上最強と言われながら、
終わってみれば最弱の印象が残りました。

メンタルが弱すぎる・・・。

シュートへの意識、守備の意識、前への意識。

それはザックの采配がどうとかではなく、
普通に皆無でした・・・。

だから、大迫、香川、岡崎のシュート ゼロは、
あの敗戦よりもショックでした。

確かに、技術や所属はレベルアップで、
ミランだインテルだマンUだと笑えるくらいのネームバリューです。

”自分たちのサッカー”　”大舞台に慣れている”　”強豪チーム所属”　

サッカーそのものには全く関係ない情報とブランド力と、
選手個々のタレント性で日本代表という存在だけが日々拡大。

自分自身も、当初からこちらのブログでは、
ジーコジャパンの再来と懸念していたにもかかわらず、
いつからか、実力以上の期待をしていた気がします。

とはいえ、去年今年と微妙なほころびがチラホラ・・・で、
その時にファンやマスコミがもっと追求すべきでしたが特になく、
欧州遠征の対オランダとベルギーでそれも自然消滅になりました。

それでもまだチャンスはありました。

各クラブでの選手たちの立場と度重なる怪我。

この人たちのコンディションの懸念からメンバー選考も変わり、
バックアップとポリバレントが必須条件となりました。

終わってみれば、その事が更にザックの選択肢を狭めた気がします。

終盤、結果を出さなければいけない状況で、
パワープレーは決して悪くないとは思いますが、
それなら、ハーフナーだとか豊田だとか・・・。

香川や本田をいくら待っても調子を取り戻せず、
中盤では球の落ち着きも守備も勝負も出来ない状況で、
細貝だとか憲剛だとか・・・。

本来選ばれるべき選手が選ばれませんでした。

まあ・・・選ばれても斎藤を使わないくらいなので、
何とも言えないんですが・・・。

ただ、そういう中でも選ばれたのが大久保で、
サプライズでありながら今回のメンバーで一番良かったと思います。

確かに決めて欲しいシュートはいくつかありましたが、
フロンターレであればもっといい位置やタイミングで正確なパスが来ます。

そもそも、大久保がいい位置取りをしていても、
パスそのものがなかなか出て来ませんでした。

だからこそ余計に残念でなりません。

まず、大久保をもっと早く呼んでくれてれば・・・というのもありますし、
同じレベルと考えを持った選手があと2、3人は欲しかったです。

試合を重ねるごとに大久保と周りがフィットしつつあり、
連携も出始めていたからこそそう思いました。

ギリギリまでメンバー固定の海外組中心で作りあげた代表を、
結果が出ず新メンバーを多く採用しました。

何があろうと今まで通りブレずにメンバーを貫き通すか、
変えるなら大胆に核の選手でも変える。

どちらも出来ずに中途半端にチームを変えてしまった事と、
攻撃的なチームだからこその強固な守備の人選と徹底が出来なかった事。

ここらへんに敗因があるような気がします。

ただ、ザックジャパンは今日で終了。

悪いながらも最終戦まで希望を持てた事や、
万全の状態で見せるサッカーには明るい未来も感じさせてくれました。

サッカーファンとしてはこの後の新しい日本代表が楽しみです。

個人的には、国内組中心のメンバーで、
頻繁に合宿や”客を入れない”試合を行ってもらって、

数か月に1度か2度くらい、
今まで通りに海外組を含めた親善試合を行ってほしいです。

W杯はこれからが本番。

いくつかのヨーロッパの強豪がすでに敗退は残念ですが、
アメリカ系の国の強さと安定の強豪とまだまだ楽しめそうです。

希望のブラジルとウルグアイの決勝がなくなったので、
ブラジルとアルゼンチンで。


スアレスがまた噛みついた・・・

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